釣りバカのみなさん、こんなに毎週釣りに行くなら副業として収入得られないかなと思ってますね?
私はそんな釣りバカを旦那に持つ嫁です。
釣りバカ旦那があまりに釣りばかりするので、遊漁船で副業スタートさせちゃいました!
趣味の釣りを生かして遊漁船で副業をスタート
我が家は2人ともフルタイム勤務で平日は働いています。
週末は旦那、ほぼ釣り。
私が妊娠中も、出産後も、仕事復帰して忙しい今も、まったく変わらず釣り三昧。
文句も言わず、よくできた嫁です(いないほうがいいとも…笑)
しかし、「そんなに釣りに経費かけるなら(もともと小さいボートを持っていて、隣県に停泊させていました)、稼ぎなさい!」
と私。
ダンナは(大喜びで)趣味の釣りを活かして副業をスタートしました。
家族構成:ダンナ(40)ヨメ(38)ムスメ(3)
フルタイム勤務(土日祝休み)
エンゲル係数高め(お酒大好き夫婦)
趣味:釣り(ダンナ)/読書やドライブ(ヨメ)
ポイント:10分寝ればフル稼働(ダンナ)/体力ない(ヨメ)
趣味の釣りでお金を稼ぐには?
釣りでお金を稼ぐには、大きく三つの方法があります。
※他にもあったら教えてください
釣った魚を販売する
釣った魚を販売する。
いわば、漁師さん的な感じですね。
釣った魚を魚市場や飲食店などのルートで販売することです。
ダンナも、自分たちで食べる分を残して、知人が経営する飲食店にあげることはよくあります。
しかし、これを商売としてやっていくというのはお互いの信頼関係が必要になります。
魚市場などに売るほど価値の高い魚や量を釣るというのもなかなかハードルが高いですよね。
また、いきなり釣った魚を持っていって「買ってください」、というわけにはなかなかいかないこともあります。
事前に近くの魚市場などの買い取り状況を確認しておくことをおすすめします。
一部、直売所などで魚を買い取りしてくれることもあるようなので、近くにそういったところがあるのであれば、チェックしてもいいかもしれません。
ネットオークションで販売
釣った魚専門のネットオークションもあります。
1匹から売ることができます。
自分の釣った魚に価値を付けてお金にかえてくれるサービスというのは嬉しいですよね。
もちろん生モノなので、衛生状態や新鮮さ、発送準備など、いろいろと労力を要する面もありますが、それなりの値段がつきそうな魚が釣れたらチャレンジしてみてもいいですよね♪
釣った魚を加工して商売にする
ズバリ、自分が飲食店や加工業で稼ぐということです。
私たち夫婦は料理も好きなので、飲食店をやるというのは理想ではありますが、これは副業としてはもう難しい域になりますよね。
平日がっつり働いて、休日の早朝から釣って夜は居酒屋…とか。
相当な体力があっても無理ですね。
そもそも本業として飲食店をオープンしたいという思いがあれば、釣った魚をお店で出せるって、とっても素敵だなと思います。
足の速い生ものなので、いろいろな加工品を作って販売している人たちも多くいます。
こちらも副業という感じでは難しそうですが、そういった技術やセンスがあれば、加工業も楽しそうですよね。
遊漁船としてお客さんを船に乗せる
さて、ダンナがスタートした遊漁船ですが、釣り客を船に乗せて釣ってもらう、という商売ですね。
相場は1人あたり8000円~10000円というところでしょうか。
そもそもどうして遊漁船をスタートさせたかということについてはまた別の機会に書くとして、大まかに言うと、
ヨメ「そんなに毎週末釣り行くならもう仕事にしちゃいなよ」
ダンナ「マジで!(やったー)」
ということでスタート。
お客さんの命も預かる訳ですから、それ相応の準備は必要です。
このあと詳しくお伝えしますね。
遊漁船を副業にすることのメリット
趣味の釣りを副業にすることのメリット。
「趣味の」というところがポイントですが以下の通り
- お金を稼ぐことをそれほどしんどいと思わない
- 自分もある程度楽しみながらお金を稼ぐことができる
もともと「趣味」ですからね。
嫌いなことをやってお金を稼ぐよりは楽しい面も多いと思います。
ヨメの私はあっつい夏や寒くて凍りそうな冬なんて絶対海に出たいと思いませんけど、ダンナは「海にはロマンがある」とかなんとかいって暑い日も寒い日も時には雨の日も海へ繰り出しています。
苦にならないんでしょうねぇ…
遊漁船を副業にすることのデメリット
デメリットは以下の通り。
- お客様に「釣っていただく」のが仕事なので、自分自身が釣りを楽しめない
- 思った以上に経費がかかる
- 本気でやるなら休日はほぼなし
時には仲間うちで釣る日を作って、自分なりに楽しんでいるようですが、傍から見るとお客さんの相手ばっかりして疲れるし楽しくないのでは?って思っちゃいます。
本人はそれでも楽しいらしいんですけどねw
初心者の方も多く乗るので、仕掛けの手配をしたりコツを教えたりけっこう忙しいんです。
それでもダンナは楽しそうに毎週末出掛けてるので、それでいいんだろうと思いますが、「自分がとにかく釣りたい!」というタイプの方は向かないかも。
また、最初に私たちも試算してスタートしましたが、当然ながらけっこう経費がかかります。
もともとお客様載せられるぐらいの船をお持ちの場合一気にハードルが下がりますが、船から用意となるとなかなかプラスにもっていくのはシンドイです。
また、うちには今最高にかわいい盛りの3歳のムスメがおりますが、週末に目が覚めても「パパ」はいません(笑)
2時から4時ぐらいに出ますからね。
起きると「パパはおさかなちゅり?」と言うようになりましたw
ここ1か月は3人でお出掛け的なことは1度もないように思います。
どうしても客商売なので、予約が入ったら他の予定もないのに断るということはできませんもの。
ありがたいことに、予約が毎週末埋まっている状態です。
これ、副業としてやっているので、平日は当然仕事、土日も仕事。
ダンナとしては「趣味」である程度楽しいんだと思うんですが、休みという休みがないのでなかなか大変ではあります。
そんなダンナを持つヨメの気持ち(おまけ)
あ、別に大丈夫です(笑)
単純な趣味の頃の毎週末の釣りの頃は
「また釣り??」
「こんなかわいい子供を置いて!?」
とブツクサ言うてましたが、今は、「仕事」なので。(笑)
というのもありますし、ダンナがいてもちょこっと買い物ついでに釣具屋連れまわされて駐車場で待っとくみたいなことも多かったので、今はムスメとふたりでのんびり過ごせてそれはそれでいいんです(笑)
ただ、疲れて帰りの車が眠くなるようで、事故を起こさないかだけがいつもヒヤヒヤしていることと(相手がいますからね)、帰りがだいたいいつも夕食の準備時間とかぶってキッチンを占領されたりウロコを飛ばしまくられたり家の中が魚臭くなるのは非常に迷惑はしています。
遊漁船を始めるのに必要なものと初期経費一覧
どうせ毎週釣りするんなら商売にしちゃえ、といっても、やってみると当然そんなに簡単ではありません。
初期投資は必要です。
最低限必要なもの
- 船
- 魚群探知機
ダンナ曰く、とりあえずはこのふたつぐらいがあれば、というところだそうですが、なんじゃかんじゃ買ってましたよ、細々と。
毎週のように何かしらがAmazonから届いておりましたw
必要な手続き
この辺はね、私みたいな素人が中途半端に書いてもしょうがないので(w)
サラーっと流してください。
いちおうですがこれぐらいは最低限必要ということで。
- 船舶免許
- 遊漁船主任者研修
- 1年以上の実務経験もしくは実務研修を修了していること
- 農林水産大臣の定める講習を受けること(5年更新)
- 開業手続き
- 対人保険
講習など、平日しかないものもあるので、ダンナは本業の有休をとったりして行っていました。
私も必要な書類を取りに駆け回ることも…(いいヨメだなー)
会社を立ち上げるっていうともっと大変ですもんね。
初期経費
あくまでも我が家の場合なので参考程度に。
- 船(中古/23フィート/10人乗り)…260万
- 魚群探知機&ソナー…130万
- 係留費(組合費)…3万5千円(半年)
- 保険…4万(年)
- 係留登録費…45万
- 主任者講習等講習費用や必要書類取得…数万
- その他経費(お客さん用のレンタル竿など)
やれば?といったものの、ぼちぼちの高い買い物ですよね、船。
ちょうどその頃の私の頭の中は数か月に1度訪れる
「人生一度」
がテーマの時だったので、やりたことあったらやっとけー。みたいな感じだったんですけど、タイミングが違ってたらこうはなっていなかも?(笑)
特に他にローンもなかったし、遊漁船おもしろそうだな、って感じで割と軽く考えていました。
船はもちろんローンです。
最長にしてるので、それほど毎月にしてみるとキツイというほどではないんですが、金利が非常にもったいない。
当初ダンナは「金利めっちゃ安い」って言ってたので鵜呑みにしてたんですけど、後々見てみるとかなーり金利払ってる!!
ここらへんはもっと私もしっかり絡んでおけばよかったと後悔していますが、まぁスタートしたもんはとりあえず仕方ない。
こんな感じで副業をスタートしました。
まとめ
今の時代、なかなか給料がどーんと上がるということも見込めませんし、会社自体が副業OKにしているところも多いですよね。
これなら自分にもできるかもと思えるものがあったら、ぜひチャレンジしてみてください。
ただし、既婚者の方は必ず奥様の同意が必要ですよ!
お金がかかりますから!
なんだかんだで必ずサポートが必要になりますから!
奥様を敵に回すと怖いのでね(笑)