子育て 発達障害

4歳児の発達障害グレーゾーンってどんな感じ?気になったら相談できる場所は?

4歳児の発達障害やグレーゾーンについて、そろそろ気になってきますよね。

3歳までは「こんなもんかな?」と思っていた言動が、少ししっかりしてきた4歳頃で「あれ?ちょっと周りと違うかも」と感じることもあるかもしれません。

私自身、グレーゾーンの4歳児を育てていますが、やはり気になり始めたのは4歳に入ってからです。

この記事では、4歳児の発達障害やグレーゾーンと言われる特徴、また、気になったら相談できる場所について詳しくまとめています。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

4歳児の発達障害グレーゾーンってどんな感じ?

それでは、まず、発達障害と、グレーゾーンの特徴についてみていきましょう。

発達障害とは?種類と特徴

発達障害は大きく分けて3つの種類があります。

自閉症(スペクトラム障害)ASD

自閉症やアスペルガー症候群、広汎性発達障害などを総称して自閉症スペクトラム障害と言われます。ASDとも呼ばれます。
自閉症スペクトラム障害の主な特徴は

  • コミュニケーションや対人関係が難しい
  • 決まった行動や一定のものなどに強い興味を示す、同じことを繰り返す

などがあります。光や音に対して強く反応したり、逆に反応が鈍いということもあります。

ADHD(注意欠如・多動性障害)

注意欠如・多動性障害と呼ばれ、ADHDと略されることも多い発達障害です。

  • 注意力が散漫で、物忘れが多い
  • じっとしていられない
  • 思いつくと衝動的に行動してしまう

などがあります。

私の娘はこのADHD傾向があり、普段と違う環境などではテンションが上がり走り回ったり、見るもの見るものに興味がうつって、忙しく見たり触ったりをしてしまうことがあります。しかし、注意力が散漫かというとそういった部分はなさそうです。

このように、ADHDには、「不注意傾向が強い」「多動傾向が強い」「両方」と人によって症状の出方が異なります

学習障害(LD)

知的な発達に遅れがないためあまり知られていませんでしたが、読み書きが苦手など、学習障害と呼ばれる発達障害もあります。

「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」といったことに難しさを感じます

  • ディスレクシア(読字障害)
  • ディスグラフィア(書字障害)
  • ディスカリキュリア(算数障害)

があります。

読み書きを極端に嫌がったり、なかなか文字を書けないなどの場合は、こういった発達障害の可能性もあります。「どうして勉強しないの…」とついつい言ってしまいがちですが、こういった特徴がある場合もありますので注意が必要です。

1クラス(30人)に1人は学習障害の子供がいるともいわれています。UDデジタル教科書体といって、文字を読むことが困難な人も読みやすい教科書体のフォントが2016年にフォントメーカーから発売され、現在の教科書はこのUDデジタル教科書体が使われています。社会的な配慮も少しずつ広がってきていますね。

考えてみると、私自身もディスカリキュリアの傾向があるように思います。診断を受けたわけではありませんが、他の教科は常に高得点を取れるタイプでしたが、いくら努力しても、算数や数学だけは理解することができず、学生時代に何度も涙したことがあります。

今では営業職で数字に関わる仕事をしていますが、ある程度は問題なく過ごしています。

グレーゾーンとは?

さて、では、グレーゾーンとは何かというと、発達障害は、医療機関でいろいろな診察を受けたうえで、「発達障害である」という診断を受けます。

診断を受けるには、いくつもの判定項目があるのですが、それらの判定基準には満たない状態を、グレーゾーンといいます。

「うちはグレーだわ」となんとなく使いがちですが、グレーゾーンはある一定の項目には当てはまるけれども発達障害の判定基準には満たない、という診断があってのものです。

昔であれば、個性として捉えられていたものも、こうした判断基準が明確になることにより、発達障害やグレーゾーンという言葉が生まれています。

4歳児の発達障害やグレーゾーンの割合

4歳児の発達障害やグレーゾーンの子供はどれぐらいの割合でいるのでしょうか。

ちなみに、Googleで「4歳児 グレーゾーン」と検索する人は、月間で1000~1万人もいます。

それだけ心配になる親が多いということと、言葉や行動がかなりしっかりしてくることで気になる人も多いのだと思います。私も4歳になってから保育園や療育センターに相談に行きました。

2019年の統計では、特別支援教育を受ける生徒は48.6万人、1クラスに2名前後いるという割合だそうです。

特別支援が必要な児童の通所サービスである児童発達支援事業所や放課後等デイサービスの数も年々増加しており、発達障害を持つ子供が増え続けていると統計上はでています。

しかし、実際は、単に発達障害を持つ子供が増えているというわけではなく、法律の整備、診断の明確化がされるようになったことで、昔は「ちょっと変わった子」ぐらいで一緒のクラスで過ごしていたような子供に対し、診断を受けたり、特別支援級への進学を望む親も増えているからということも言えます。

発達障害やグレーゾーンはどのように診断される?

発達障害やグレーゾーンは、先にも述べたように、医療機関でいろいろな診察を受け、親からの視点、園などからの視点、そして医療機関での診察の結果をもとに総合的に判断されます。

発達障害の診断方法

最初の段階では、ソーシャルワーカーのような専門家が保護者に子供の状態について詳しくヒアリングをします。

その後、親子で医師による診察を受けるという流れになります。

娘の場合、娘本人への最初の診察は以下のような内容でした。

  1. 名前や園など、聞かれたことを自分できちんと伝えられるか
  2. 今日は誰とどのように来たかなどをきちんと伝えられるか
  3. 医師の指示通りの図が描けるか(真似ができるか)
  4. 医師の指示通りに積み木を積むことができるか(真似ができるか)

こういったことを見ていただきました。

保護者に対しては30分程度かかかる細かなヒアリング(何ができて何ができない、といった内容)をされ、全体で1時間程度初回の診察にかかりました。

2回目の診察は臨床心理士によるもので、それが終わったら診断結果がおりるという流れです。

 

ちなみにADHD傾向のある娘は、3.4について若干「このほうがいい!」と独自ルールで進めてしまうところがあり、自由さをアピールしていました(笑)

こういうところも発達障害のひとつの特性なんでしょうね。独創的で私は好きですけどね(笑)

ADHDの診断項目

こうして1回目の診察を受けたうえで、2回目の診察までに保護者と園それぞれにチェックシートが渡されました。

ADHDの評価スケールとしてADHD-RS-IV(世界共通の診断基準 DSM-IV )だそうです。

ADHD以外の発達障害に関しても、同様に評価スケールがあります。

ADHD傾向のある子供へのチェック項目は以下の通り。

  • 園の勉強で、細かいところまで注意を払わなかったり、不注意な間違いをする
  • 手足をそわそわ動かしたり、着席していてもじもじしたりする
  • 課題や遊びの活動で注意を集中し続けることが難しい
  • 授業中や座っているべきときに席を離れてしまう
  • 面と向かって話しかけられているのに聞いていないようにみえる
  • きちんとしていなければならないときに過度に走り回ったりよじ登ったりする
  • 指示に従わず、またやるべき仕事を最後までやり遂げない
  • 遊びや余暇活動におとなしく参加することが難しい
  • 課題や活動を順序だてて行うことが難しい
  • じっとしていない、または何かに駆り立てられるように活動する
  • 精神的な努力を続けなければならない課題(勉強や宿題など)を避ける
  • 過度にしゃべる
  • 課題や活動に必要なものをなくしてしまう
  • 質問が終わらないうちに出し抜けに答えてしまう
  • 気が散りやすい
  • 順番を待つのが難しい
  • 日々の活動で忘れっぽい
  • 他の人がしていることをさえぎったり邪魔したりする

これらの項目に、「ないもしくはほとんどない」「ときどきある」「しばしばある」「非常にしばしばある」と、4段階で評価していきます。

この他にも、先に述べたように、いろいろな角度から診察を受け、診断結果が出ることになります。

発達障害やグレーゾーンが気になった相談できる場所

最後に、4歳児で発達障害やグレーゾーンが気になったら相談できる場所をご紹介しておきます。

保育園・幼稚園

まずは、保育園や幼稚園など、実際に毎日子供を見てくれている人に相談してみるのがいいと思います。

私の場合は4歳になって少し経ってから、保育園に相談してみたところ、「保育所等訪問支援」という制度があることを知り、そちらをまずは利用してみました。

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療育センター

次に、療育センターはどの都道府県にもありますので、予約をとってから診察を受けてみられてはいかがでしょうか。

療育センターは「病院」です。”療育”という名前がついているのでなんだか行きづらいなと思うかもしれませんが、いろいろな子供を見ている場所なので、まずは相談だけでも行ってみるといいでしょう。

ただし、かなり予約がいっぱいの状態なので、早くても3ヶ月後というのが当たり前の状態です。

気になったら早めに予約だけしておくことをおすすめします。

児童発達支援センターや児童発達支援事業所

児童発達支援センターは、子供が定期的に通い、療育などの支援を受けることのできる施設です。

自立するのに必要な技能や知識などの習得、日常生活に必要な基本動作やコミュニケーショントレーニングなどを行ってくれます。

児童発達支援事業所も内容としては同じですが、規模的には小さいものになります。

近年は児童発達支援事業所はかなり増えてきており、皆さんの近所にも調べてみると意外といくつかあるのではないでしょうか。

多くは身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳などを所持している子供が利用しますが、必ずしも所持している必要はなく、医師などから療育の必要があると認められることで利用が可能になります。

近くに児童発達支援センターや児童発達支援事業所があれば、気軽に相談に行かれてみてもいいでしょう。

親子とも笑顔で元気に過ごせることが一番!

私の娘も、確かに周りとは違う行動が目立ちますが、基本は私たち周囲を笑わせてくれる、唯一無二の存在です。

「障害」という言葉がどうも抵抗感がありますが、早い段階で相談に行くことで、本人が今、そして将来困らないためにも、ひとつの個性、特性を知り、認めてあげることで、どうしたら本人が、より楽しく過ごせるか、親である私たちも困りごとが少なくなるのかを知るきっかけになります。

「なんでこの子はこうなのか…」「どうしてうちの子だけ」と責めたり悩んだりするだけでは親子とも悲しい気持ちになってしまうこともあります。

親子とも笑顔で元気に過ごせるようにしていきたいですね。

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