子育て 発達障害

5歳で発達障害の検査はしたほうがいい?どんな内容の検査をするの?

5歳で発達障害の検査はしたほうがいいのか?どんな内容なんだろう?

私の娘は4歳の終わりごろ、5歳手前で発達障害の検査をしました。
そんな私が「5歳で発達障害の検査はしたほうがいいのか?どんな内容なんだろう?」この疑問にお答えします!
参考にしてくださいね。

5歳で発達障害の検査はしたほうがいい?

結論から言うと、もし、お子さんに何か気になることがあるのであれば、早めに検査をしてみることをおすすめします。
4歳から5歳の脳は急激に成長しやすく、支援の方法によっては子供にとっての「困っていること」を改善できる可能性があるからです。
実際に私自身が保育園の先生方や専門医に相談したところ、年中~年長での療育をするのとしないのでは大きな差が出ると言われました。
この子はどうかな?もう少し待とうかな…と悩むぐらいなら、一度相談に行かれることをおすすめします。

どこで検査ができるの?

一番身近なところでは、小児科です。
かかりつけの小児科があれば、そちらに相談をしてみるのもひとつですが、検査ということになると、「療育センター」を紹介されることになるでしょう。

ちょっと最初はハードルが高いなと感じたら、まずは通っている保育園や幼稚園に相談し、場合によっては園で「訪問支援」をやってみましょう、と言っていただけるかもしれません。

まずは訪問支援をし、さらにきちんと検査をしたいという場合は最寄りの小児科や療育センターに相談という流れが一般的です。

訪問支援とは?

訪問支援とは、保育所等訪問支援といって、専門機関から児童指導員・保育士・理学療法士・作業療法士など、発達障害のある児童の支援に関する知識を持つ方が園に訪問し、集団の中で生活している様子を観察し、アドバイス等をしてくれるものです。

私の娘も、年中の中ごろに園に相談、訪問支援をお願いしました。

訪問支援は園全体や、そのクラス全体を見ていただきながら、相談を受ける子供を見てもらうことができ、他の親御さんに知られてしまうということはありません。
また、年中や年長になってくると、クラスに数名同じように相談をされている方がいるようで、この機会にと、気になっている子供の親御さんに声をかけ、一緒に見てもらうということもあるようです。

訪問支援について詳しく見る

検査はどこで、どのように行われるの?

実際に検査を受ける、というのは、例えば自閉症であるとかADHDであるとかの診断を受ける、ということかと思いますが、診断を受けるためにはいくつかの検査が必要となります。

検査自体は療育センターのような専門機関で行われますが、療育センターの場合、かなり予約がいっぱいで、私の場合半年ほど待ちました。
小学校に入るまでにと思って先延ばしにしていると、まったく予約が取れなかったということもあるので、早めに予約をしておくことをおすすめします。

療育センターでの検査は事前相談⇒診察⇒心理士⇒診断結果という流れで数日に分けて行われました。

ソーシャルワーカーなどの専門家が家庭や園での様子などをヒアリング、次に専門の医師が様々な項目の質問や簡単なテストを行い、さらに心理士などの専門家が子供の状態を約1時間にわたり細かくチェックしていきます。

それぞれ別日で行われるので、結果がわかるまで2ヶ月、4回通いました。

検査方法などはこちらの記事で詳しく書いていますので参考にしてみてください。

検査方法はこちらもチェック

 

検査を受けるのは何のためなのかを今一度考えましょう

うちの子はなんだか他の子と違う気がする…

でも「発達障害」だと認めたくない、今は小さいからこんなものかも。

そんな気持ちは親ならみんな同じだと思います。

いざ相談に行ってみようかと思っても、「障害」「療育」と、どうも気が重い、ハードルが高い感じがしてしまう。
私もやはりそうでした。
個性といえば個性だし、すごく(親が)困っているかと言われればそうでもないし。と。

ただ、訪問支援で言われた言葉で考え方が大きく変わりました。

「こうしてあげることで、【お子さんが】困っていることを解決できる可能性があります」

それまで、この子は「普通と同じなんだ」「同じであるべきだ」とどこかで思っていたところがありました。
親の目線で、「大丈夫」と暗示をかけていたところもありました。
でも実際、私の子供の場合、お友達とどうしても折り合いがつかないことがあったり、みんなができることが自分だけはできなくて、子供本人が「困っていた」り、「恥ずかしかった」り、「悲しい思いをしていた」ということにそのとき気付きました。

訪問支援を経て、園の先生は娘の「見えないものへの理解が難しい」という特性に合わせて絵カードを作り、「今は静かにする時間です」とか「今は座って待つ時間です」とか、そういうことを示すようにしてくださいました。
すると、娘の立ち歩きやおしゃべりに改善が見られたということです。

実際娘はADHD、ASDと診断はされましたが、療育手帳をもらったわけではなく、発達支援センターのようなところに通っているわけでもありませんが、そういう特性があるということがわかり、「だからこういう行動をしてしまうんだな」「こうしたら集中できるんだな」と理解できるようになりました。

周りからの働きかけが変わることで娘自身もできることが増え、自信につながり、「困りごと」を少しずつ改善できるようになってきたと思います。

もちろん、診断を受けた後、場合によっては発達支援センター等の専門機関を利用できるようになるので、子供の特性に合わせた訓練などを受けることができます。

「障害」「療育」という言葉に惑わされず、子供の毎日が少しでも過ごしやすくなるようにしてあげるため、何か気になればぜひ検査をされてみると良いと思います。

 

発達障害・グレー児におすすめ!スケジュール管理ボード4

楽しいことが優先、やるべきことをなかなかできないなど、発達障害・グレー児にとって、視覚で理解するということがとても大切です。

娘はこのボードを使うようになり、マグネットを移動するのが楽しくて、「やるべきこと」がスムーズに進むようになりました。

yahooショップで見る

-子育て, 発達障害

© 2024 ふぁむログ Powered by AFFINGER5