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会社を辞める前にやっておいて本当に良かったこと|40代で独立した私のリアル体験

私は2024年に40代でサラリーマンを辞めて独立した1児の母。

そんな私がリアルに感じる「会社を辞める前にやっておいて本当に良かったこと」をまとめてみた。

何をやるか、何をやってるか、今の心身の状態にももちろん依るので参考までに。

会社を辞める前にやっておいて本当に良かったこと

貯金や何やらというのはよく聞く話だが、あまり不安にならない程度に、というところで私はいいと思う。

そのあたりのことは別の人もたくさん書いているだろうから、実際に私が感じたお金以外のところをまとめておきたい。

会社のお金で学べるものは学んでおく

会社は、会社の業績を上げるため、人を育てたり、売上を上げるためにいろいろな手を打つ。

研修、新しいシステムや機械の導入、売れるための仕組みづくり。

これらは自分たちの給料とは別に、会社が身銭を切って行ってくれていることだ。

研修はメンドクサイ。でも、会社のお金で自分のスキルアップができると思ったら、やっておいたほうが得。

もちろん自分の興味のある分野だけでもいいし、何かしら役に立ちそうであればやっておいたほうがいい。

ExcelやWordの基本はほとんどのサラリーマンができる時代だが、Powerpointになると使わない人は使わない。

「資料を作って」と言われて、「Powerpointを勉強するチャンス」と考えて学ぶとここで差が出る。

私の場合、通販がメインの会社だったので、通販の仕組み、メルマガやWEB広告なんかも勉強できた。

その頃、ちょっとしたお小遣い稼ぎがしたいなと思い、プライベートでWEBライティングをスタート、Wordpressで簡単なホームページを作れるようにもなった。

すると会社のメディアサイトのライティングや企画を任せてもらうようになり、仕事中に堂々とWEB周りの勉強ができるようになった。

周りから見れば会社のためにやっていることが、実は自分のスキルとなって、会社を出ても役立つようになる。

毎日「やらされている」「楽しくない」と思っている仕事も、「独立したときに活かせるかも」と思ってやると俄然やる気が湧いてくる。

役職もつけておくのに越したことはない

私は会社員時代はかなり役職にこだわってきた。面倒なことも多いので、「なりたくない」という人のほうが断然多いが、私は転職であれ独立であれ、役職をつけておくことはいろいろとプラスに働くと感じている。

役職がつくと、自分でできること(裁量)が増えるし、ちょっとお偉い人と出会うことも増えるから。

できることが増えると選択肢が増える。

お偉い人と出会うことが増えれば学ぶことも増えるし、独立したときに良いご縁繋ぎをしてくれることもある。

 副業やスモールビジネスで“仮テスト”する

これを読んでいる人の多くは既にやっていることかもしれないが、サラリーマンの安定的なときに副業としていろいろと種まきをしておくことをおすすめする。

私が実際にやっていたのは、

  • WEBライティング
  • 物販
  • フランチャイズ加盟

WEBライティングはもともと私が得意なほうだったので、ホームページの勉強も含めて行っていた。ブログの広告収入で少しでも稼げるようになればと思ったが、そんなに甘いものではない。WEBライティングで稼ごうと思っても、WEBライターなんぞ5万といる。1文字0.5円や1円の世界で、なかなか花が咲かないのが実のところ。

ただ、WEBライティングの知識自体は、将来的に何か自分が仕事をスタートしたときにブログ集客するなどけっこう役立つことも多いので、やっておいて損はないと思う。

物販も多くの人が副業としてまずは考えるところだろう。私も本当に小さく、メルカリを使ってやってみた。安いものを仕入れて高く売る、という当たり前のやり方。仕入れルートを持っていたりすればうまくいけば稼げる分野かもしれないが、私の性には合わない分野だったので今はやっていない。

最後に、フランチャイズだが、私は結婚相談所のフランチャイズに加盟しており、実際に今もひとつの相談所として運営している。フランチャイズのいいところは、マニュアルがしっかりしているところ。何もないところからお金を出せばとりあずの形にはなる。

調べればフランチャイズはいくらでもあり、興味と予算で始めてみるのもいいかもしれない。

私の始めた結婚相談所のフランチャイズは加盟金が(当時)150万で、ランニングコストもほぼ不要(ほぼ利益)になることから選んだもの。それほど力を入れてやっていないので集客に難はあるが、それでもちょっとしたお小遣い稼ぎになる程度の売り上げはあるし、人のためにもなる仕事で楽しい。

ただ、独立してからこの加盟金を払うというのはなんとなく心もとなくてやってなかったと思う。サラリーマンをしながら副業としてできるものをフランチャイズとして始めてみて、ある程度見えてきたときに独立する、というのがいいのではと思う。

これらは私の一例だが、他にもサラリーマン時代にもちょっとした隙間時間でできる副業はあると思うので、独立前にテストとしてやってみることをぜひおすすめしたい。

周囲の人に“つぶやき”

現在、私は複数の仕事をしているが、どれもこれも独立前の「ゆるい相談」というか「ちょっとしたつぶやき」が今の仕事につながっている。

ひとつは、前職の仕事。これは、まずは「そのまま続けて欲しい」と言われる状況にまで持っていったうえで、とにかく円満な状態であること、そして辞める前に裁量権のある人物に「独立するから辞めたいんだよね」と伝えること。もちろん持ち運びのできる仕事だったからではあるが、私はこれで、独立後に核となる仕事を決めた。

その他いくつか固定の仕事をいただいているのだが、どれも前職でお世話になっていた人や取引先などで、独立してこういう仕事するんです。と伝えていたところ、「じゃあお願いしようかな!」という流れでそのまま今に至っている。

正直、雇われ人ではないので何をしてもいい。

■ホームページ作りたい・・・簡単で良ければ作れますよ!
■インスタ広告できる?・・・できますよ!
■写真上手に撮れる人いないかな・・・私でよければ撮れますよ!
■この事務作業がキャパオーバーで・・・私がやりますよ!
■この日の送迎の仕事やってもらえないかな・・・OKです!

こんな感じでできることならなんでもやっている。私はそんなに人脈が多いほうではないが、それでもちょこちょことお仕事をいただけるようになった。

これからやりたいこと、仕事にしたいことを人につぶやくと、もしかしたら最強のパートナーや協力者もしくはスポンサー(パトロン?)が見つかるかも。

私も引き続き会う人、会う人につぶやいていきます(笑)。

名刺は独立前から作っておく

そんなわけで、ひょんなことから独立後の仕事につながる可能性は多いにあるので、まだ独立だなんて・・・と思っている人も、何がやりたいか(何ができるか)ぼんやりしている人も名刺は作っておくことをおすすめする。

そしてできることはなんでも名刺に載せておく。

せっせせっせとこっそり配っていきましょう。

まとめ:不安を払しょくする材料集めをしよう

結局のところ、独立というのはやっぱり不安というのが大きくあって、やりたいことがあってもなかなか踏み切れないみたいな人が多いと思う。

今独立してもお金が尽きてしまう、とか、本当にできるんだろうか、とか。

だから、独立前に、自分の強みをできるだけ伸ばしておくとか、勝手に名刺作って「自分ができることなんでもやりますよ」って伝えてみるとか、小さくてもいいけどテストしてみるとかをして、不安を払しょくする材料集めをするべきだと思う。

モノづくりの人はminneとかもあるし、インスタでPRして集客するのもいい。

私は正直SNS集客とかが苦手だが、それはそれでまた別のやりようがある。

ある程度食べていけるぐらいの収入が見込めたら、朝から晩まで拘束されるサラリーマンから足を洗うことができるよ!

何をどうしても不安で、一歩が踏み出せない人は、ずーっとサラリーマンは続けていくのが一番精神的にはいいのかも。

今はいろんな副業ができる時代だから、わざわざ不安で精神病んでしまうよりは、お金はサラリーマンで安定的に稼いで、副業でストレス発散しながらお小遣い稼ぎをするというのもひとつの手ではないだろうか。

40代で会社を辞めた理由とその後|個人事業主として生きる選択

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