近年は新築マンションはほとんどがフローリング。
賃貸アパートでも、フローリングが好まれる傾向にありますよね。
フローリングが好まれる理由は、なんといっても掃除のしやすさ。
賃貸などは特に、汚してしまうと退去時に清掃費用がかかってしまうなど、心配な面が多いです。
しかし、実際に全面カーペットのマンションに住むと、これがなんとも快適!
カーペットにしようか迷っている方、カーペット床の住宅に引っ越しを考えている方、ぜひ参考にしてみてくださいね。
新居が全面カーペット床!掃除が大変そう!
もともと私が長年住んでいたのはフローリング貼りのマンションです。
何度か引っ越しもしましたが、どこもフローリング。
フローリングのいいところは、なんといっても掃除のラクさ。
こぼしても落としても、サッと拭くだけ。
掃除もウェットシートでささっと済ませられるというのがとても快適でした。
そんな私がひょんなことからマンションを購入することに。
場所最高、見晴らし最高、広さも内装も合格。
ただ…そのマンションは管理組合の規定で、全面カーペットの床だったのです。
カーペット床のソファーやテレビボード下の掃除はどうする?
当初、カーペットでもきちんと掃除をしていればきれいさは保てるだろうと半ば諦めて購入したわけですが、どうしても心配だったのがソファーの下とテレビボードの下!
フローリングであればウェットシートでくるくるっとやればピカピカになった床も、カーペットだとそうはいかない。
フローリング住宅に住んだことのある方はわかりますよね。
ソファーの下とテレビボードの下って、気付くとめっちゃくちゃホコリがたまってる場所。
あれだけのほこりがカーペットに蓄積するとなるとぞっとします。
どうにかしてきれいさを保ちたい!
私が考えたソファーとテレビボードの下の掃除方法は以下3つ。
- ほこりが溜まったら引っ張り出して掃除できるようにラグを敷く。
- 隙間にフィットするスマートな掃除機を探す
- ロボット型掃除機を買う
ソファーやテレビボードの下にラグを敷く
直接掃除が難しそうなソファーの下やテレビボード下の隙間に、ラグを敷いたらどうだろう?
と考えましたが、これはNG。
ソファーの足と足の間ぴったりになるサイズのラグは見つからない。
そして、私だったらラグを引っ張り出して掃除して戻すという作業…数週間置きになってしまいそう…w
さらに、カーペットの二重敷きはダニの温床になりやすい!
もしカーペットの上にラグを敷いて、その上にソファーを置くとかなると、ヨレの原因にもなります!
ヨレを防ぐ方法もありますが、掃除をこまめにしてキレイを保ちたいという人にはかえって手間になってしまうのでおススメできません。
ソファーやテレビボードの下はヘッドがフラットになる掃除機で解決!
やっぱり何はともあれ、手軽に、スムーズに、ソファーやテレビボートの下を掃除できることが大切。
我が家のソファーとテレビボードの下の隙間は、どちらも8センチ程度。
今まで使っていたキャニスタータイプの掃除機(ホースとコードがある昔ながらの掃除機)では引っかかりがあり、この隙間に入りませんでした。
また、カーペットの掃除にはフローリングよりも吸引力が重要になります。
ということで、私はこれ⇓を購入。
- ヘッドがフラットになり、隙間掃除ができる
- 吸引力大事
- 軽くて日々の掃除が苦にならない
家電メーカに勤める友人に、上の3つのポイントを提示し、「絶対コレがおすすめ!」と太鼓判を押されたものです。
MITSUBISHI ELECTRIC コードレススティッククリーナー iNSTICK ZUBA Q(ズバキュー) HC-JM2X
吸引力といえばかの有名な「ダイソン」。
私も今回はダイソンを検討していたのですが、実際に持ってみると、けっこうな重さ。
ちょこちょこ掃除には向きそうにないと思いました。
ぺとっとフラットになって、難なく隙間に入ってくれます。
この8センチの隙間を掃除できる&手軽なコードレス掃除機で、ソファーの下もテレビボードの下も、ほぼ毎日掃除できています。
フラットにしたときに集塵部分が上についているのもポイント。
完全にフラット。
フローリングだと何度もワイパーを替えてめちゃくちゃかがんで掃除していたのが、ヘッドがフラットになるタイプだと、他の床部分の延長で掃除できるので、フローリングの頃よりずっときれいさを保てていると思います。
三菱のZUBA Q以外にもいくつかヘッドがフラットになるタイプもありますが、吸引力やスタンドからの着脱の手軽さなど総合的にみて、買って良かったと思っています。
回し者ではないですが、参考までに ZUBA Q(ズバキュー) HC-JM2Xのいいところをいくつか。
カーペット床で毎日掃除していますが、1回ごとのゴミの量はこんな感じ。(汚くてスミマセン)
かなり微細なホコリもたくさんとれます。
ごみパック式でないので毎回この気持ちよさを感じられるのも好きです(笑)
集塵部分はワンタッチで外れて捨てるのもめちゃくちゃ簡単。
これで、1.9㎏と軽い。
最初はカーペットの掃除といえばダイソンしかないと思っていましたが、この軽さと手軽さ。
本当に買って良かったと思っています。
カーペット床にロボット型掃除機はどうなの?
もう一点、新しく掃除機を検討するとき、必ず頭に浮かぶのがロボット型掃除機。
カーペット床に引っ越しの際も当然選択肢の中に入れました。
しかし、そもそもロボット型掃除機は、フローリングがメインとなった近年出てきた掃除機。
ほとんどのロボット型掃除機がフローリングのお掃除をメインに作られているため、カーペットには向かないものが多いのです。
その中で、アメリカやイギリスなど海外製のロボット型掃除機は、カーペットにも負けない吸引力。
ダイソンやルンバがそうですね。
しかし、そもそもあの8センチ程のソファーやテレビボードの下の隙間をスムーズにくぐれるとなると、適したロボットがいない!
だいたい平均して9センチ程の高さがあるんです。
ひとつだけ(もっとあったらすみません)、高さ6センチのロボット型掃除機を発見。
高さは7.2センチと、そこはクリア。
ただ、フローリングであれば難なくのゴミやホコリも、カーペット床となると少し難しそうです。それなりの吸引力でお掃除をしてもらっても、ソファーやテレビボードの下などは別でお掃除しないといけないとなると、ちょっと大変ですよね。
フローリングかつモノが少ないご家庭では大いにおすすめのロボット型掃除機ですが、カーペット床のご家庭は、全力で、スティック型コードレス&ヘッドフラットタイプの軽量掃除機をおすすめします!
カーペットやラグの掃除は吸引力と手軽さがポイント!
カーペットやラグは、フローリングのようにはゴミが見えにくく、一見きれいを保てているような気になります。
しかし実際は、フローリング上のゴミ以上に細かいゴミ・ホコリがたくさん存在します。
- 食べこぼし
- ダニ
- ハウスダスト
- 花粉
カーペットやラグは、掃除のときにこうしたハウスダストなどの小さいゴミが舞い上がりにくいというところはメリットですが、その分、毛の中に入り込んでしまっているので、しっかり掃除ができないと、アレルギーなどの原因にもなってしまいます。
そこでおさらいにになりますが、カーペット床の家では以下2つが掃除機選びのポイント。
- 吸引力の強さ
- 手軽に掃除ができること
カーペットの毛足の間に入っているミクロのホコリや小さな食べかすなどをしっかり吸ってくれなければ、そこがダニの温床になってしまいます。
なので、とにかく吸引力が強いことは掃除機選びに最も重要。
以前はコード付きキャニスタータイプ、いわゆる昔ながらの掃除機を使っていたのですが、部屋を変える度にコンセントの抜き差しが必要でめんどくさい。
片付けも両手を使って「うんとこしょ」と持つ必要がありました。
フローリングの時は、日々の掃除はワイパーをかけ、週末だけ掃除機でしっかり掃除というのが基本。
毎日ちょっとのことで掃除機を出すのが本当にめんどくさかったのです。
カーペットの家で快適に住み続けるには、小まめにしっかりお掃除!がポイントです!
お掃除さえしっかりしていれば、本当にカーペットの暮らしはおすすめですよ♪
まとめ
全面カーペットタイプの住宅は少なくなってきてはいますが、注文住宅ではわざわざカーペットにしたり、高級マンションなどでもカーペットが採用されていたり、実は人気な部分もあるカーペット床。
私も実際に住んでみるといいことづくしなのですが、掃除だけはネックになっていました。
掃除機をきちんと選ぶことで、日々の掃除が楽になり、結果、清潔で快適なカーペット生活を送ることができますよ♪
by カエレバ |