不妊治療

妊娠しやすい年齢は何歳?妊娠しやすさに家系や年齢は関係あるの?

 

妊娠しやすい年齢は何歳?妊娠の年齢に制限はあるの?

妊娠適齢期とは、その名の通り、妊娠・出産に適している年齢です。

妊娠適齢期を過ぎた女性も妊娠・出産することは可能ですが、残念ながら女性の体には子供を妊娠できる「限界」というものがあります。

究極を言うと、閉経してしまったら、どうにもこうにも妊娠することはできません

卵子は減ることがあっても増えることはない!

今や女性のライフスタイルが大きく変わり、結婚適齢期なんていう言葉はもはや死語(!)になりつつありますが、人間の体の仕組み自体はどうにも変わることがありません。

女性は、200万個程度の卵子の細胞をもって産まれてくるそうです。

卵子は減ることがあっても、増えることはありません

それが生理が始まり、排卵のたびにひとつの卵子が排卵され、それと同時に約1,000個の卵子が消滅してしまうのだそう。そう、減る一方です。

卵子の質は年齢とともに衰える!

さらに、卵子は衰えるということもご存知ですか?

私は不妊治療を始めるまではわざわざ調べることもなかったので、卵子が衰えるという感覚は持ったことがありませんでした。

私の母親も、20代のうちからぽんぽんぽんと3人の子供を難なく産んだ人なので、私の不妊治療の過程で得た知識を伝えると、いつも本当に驚いていました。

人間、簡単に妊娠できる人は知識がなくても妊娠します(笑)

 

卵子の質は、20代後半から徐々に衰え始め、30代後半でガクっと低下します。

妊娠を考えているなら、早ければ早いほどいいと言われています。

不妊治療の病院に行くと、毎回のように言われます。

「今の卵は今しかありませんよ、早いほうがいい」と。

年齢を経ると卵子はどうなっていくかというと

  • 卵子自体が育たなくなる
  • 染色体異常の卵子が増える
  • 受精後の発育が悪くなる

ということが起こってきます。

「いつかは子供欲しいなーでも今じゃないなーーーー」なんて気楽に思っていた私のような人は、事実を知ると愕然とするのではないでしょうか?

高齢出産も増えているが妊娠出産のリスクも多い!

最近は結婚自体が遅くなり、それとともに出産年齢も上がってきています。

芸能人でも最近では浜崎あゆみが41歳、滝川クリステルが42歳で出産と、多くの人が40代での出産も経験しています。

そういったメディアや、周囲の人たちを見てみると、「意外といけるもんだな」と思いがちですが、その裏には本当に多くの苦しみを抱えている人たちもいます。

妊娠できない、流産、難産、命のリスク、それは高齢出産だけに限りませんが、年齢を経るごとに、妊娠しにくくなったり、母子ともにリスクが高くなったりということはどんどん増えてくるのです。

妊娠しやすさや不妊に遺伝は関係ある?ない?

双子ちゃんや三つ子ちゃんなど、多胎児に関しては、家系の遺伝的な要素も関わっているとされ、双子のいる家系では、同じように双子を授かる可能性が高いと言われています。

しかし、親がぽんぽん産む親だったからといって(私の親)、妊娠しやすいかどうかということに家系は関係ありません

私は3年間、不妊治療に通いました。

でも、親が普通に3人を産んでいたということもあり、30を過ぎても、実際に不妊だとわかるまで、自分が不妊症であるという自覚もなく、可能性を考えたことすらありませんでした。

まとめ

私は今38歳で、未婚の友人がたくさんいますが、もし将来子供が欲しいと思ってるなら、知識だけはつけておいたほうがいい、選択肢はいろいろあるよと伝えるようにしています。

後で泣いても、この体の仕組みだけはどうやっても元に戻らないので…。

あくまでも、子供が欲しいと思う人はです。

自分の幸せは結婚でも子供のいることでも測れるものではありません。

 

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