慢性の下痢に悩んでいませんか?
冷たいものや刺激物を控えても、毎日のように起こる下痢…つらいですよね。
本当にどこかが悪いのかもと、病院を回ったりいろいろと整腸剤を試したり…
最終的には「ストレス」と言われておしまいです…。
私は長年慢性的な下痢に悩まされてきました。
それが半年前、蕎麦と寝かせ玄米の食生活に変えたことで体調が一変!!
そんな私の体験談をお伝えします。
慢性の下痢で胃も調子が悪い!蕎麦と酵素玄米の力で体質改善!
それでは、つらかった慢性の下痢を繰り返した日々の私の状態と、蕎麦&寝かせ玄米に出会ったきっかけをまずはお伝えしていきます。
おなかの調子がいい日がない!体重は-10キロ
私は学生時代、どちらかというと女性に多い、便秘体質でした。
社会人になり、多少のストレスもあったのだとは思いますが、帰宅が遅い仕事、20代ということでお酒を飲むことも多いなど、おなかの調子を崩す要因は山ほどありました。
結果、20代後半ごろから慢性的な下痢に苦しむように。
本当に、おなかの調子がいい日がない!そんな状態でした。
お酒は冷たくてぐぐぐっと飲むビールから、チビチビと飲む日本酒に変えたり(それでも飲むw)、規則正しい生活、胃腸にできるだけ負担のない食事を心がけたりといろいろと取り組みました。
しかし、一度崩した体調というのはそう簡単に治りません。
私は完全に「おなかが弱い人」になってしまったのです。
なんとか食べることができても、おなかを下してしまうため、栄養が吸収されない。
1年間で10キロ痩せるということもありました。
もともとはぽっちゃり体型でしたが、完全に「やせ型」になりました。
痩せるというのは嬉しい部分もありましたが、体調を崩してというのは本当に辛いですよね。
腸は胃と脳に強く影響する!腸の不調が全身の不調を引き起こす
多少おなかが緩くても、食べられる元気があればまだ大丈夫!
と思っていましたが、腸と胃はつながっています。
腸の状態が悪いと、胃の調子も悪くなってきます。
そして、腸は第二の脳ともいわれるほど、腸と脳の間には強い相関関係があります。
ストレスを感じることで腸が不調に、そして腸の調子が悪いと脳は強くストレスを感じるようになるのです。
私の場合、10年にわたり腸の不調が続いていたため、食欲不振・気持ち悪さなど、胃にも大きく影響しました。
食べられない、食べても下痢をしてしまう。とても辛い状態でした。
この状態が続くと、乗り物に乗ること、旅行などの遠出をすることも不安で、外食も不安。
この不安がどんどんと精神的に不調を助長させ、パニック障害の一種、不安神経症を発症することにもなってしまいました。
腸の不調は体の全体に不調をもたらしますよね。
漢方やツボ・鍼もある程度は効果あり!
腸の不調から、不安神経症を発症してしまったときには、日常生活はガタガタになってしまいました。
仕事もまともに出られない、買い物も友人や家族との会食もツラい。
どんどんと不調が連鎖していきました。
内科や消化器科はもちろん行き尽くし、整腸剤なども試しましたが、効果が継続しない…
そこで、漢方やツボ・鍼などの東洋医学に頼ることにしました。
これはなかなかの効き目。
私が不安神経症が改善したのは、漢方と鍼の効果が多かった気がします。
それについてはこちらの記事で詳しく書いています。
体調不良が治らない!原因不明の体調不良は東洋医学と食べ物の力で治す!
しかしながら、季節や環境によって体調が変わり、その都度漢方を処方してもらったり、鍼に通うということは、なかなかの労力が必要です。
処方していただく漢方であれば、1日あたり400円から500円程度、鍼治療にもお金がかかります。
健康が一番ではありますが、食生活などでなんとかすることはできないかなと思っていました。
蕎麦と寝かせ玄米生活で腸が元気に
そんな私が出会ったのは蕎麦と酵素玄米。
出会ったきっかけは「腎臓」でした。
血尿にクレアチニン値と腎臓の数値が年々悪化
単なるきっかけに過ぎず、慢性的な下痢とはあまり関係ないとは思いますが、ここ数年、血尿が出るようになっていました。
とはいえ、目に見えるほどではなく、健康診断で引っかかる程度。
また、腎臓の数値的にもちょっと悪かったため、将来のためになんとか食生活で改善できないかということで、いろいろ調べていたところ、腎臓はもちろん、体の自然治癒力にもいいという蕎麦と酵素玄米を試してみることにしました。
朝は蕎麦!昼は酵素玄米に
蕎麦も、いきなり10割蕎麦だとかを始めると、金銭的にも味もなかなかのハードル。
私はそのへんで気軽に買える「二八蕎麦」からスタートしました。
蕎麦粉の割合は低いですが、美味しく、作りやすく、つゆも付いているということで、続けやすさがポイントでした。
また、寝かせ玄米というのは初耳だった私。
どうやら芸能人のなかにも寝かせ玄米のファンは多いそう。
寝かせ玄米は、玄米を炊いて、3日間そのまま炊飯器で保温状態をキープ、その後3日ほどかけて食べるというもの。
寝かす工程で発酵し、もちもちとした美味しさになります。
最初はこの工程がめんどくさいな~と思っていたけれど、やってみると特に問題なし!
炊いたら炊きっぱなしでずっと保温状態でいいのでむしろラクチンでした。
また、味についても、いわゆる玄米のごはんってどうも食べにくいと感じてしまいますが、寝かせ玄米はもちもちとしていて、香ばしく、すぐに白米では物足りなく感じるようにさえなりました。
ただし、玄米にはひとつ注意が必要。
お米を作る過程でどうしても必要な農薬などが、玄米の状態ではどうしても付着して残ってしまうそう。
なので、玄米を選ぶときには、できるだけ化学肥料不使用といったようなものを選ぶのがいいと思います。
私はこちらの玄米を購入し、自分で炊いています。
化学肥料不使用、除草剤一回のみ、残留農薬基準値以下、放射能検査済みということで安心できるうえ、自分で炊かなくてもいい、レトルトパックも販売しています。
炊くのが面倒なときは、こちらのレトルトパックを会社に持っていき、お弁当のごはんとして食べています。
小豆入りのものがほっくりしていて、とっても気に入っていますが、黒米などいろいろなブレンドのものがあるのでぜひお気に入りを見つけてみてください。
おなかは快調!腎臓の状態も改善!
さて、365日のうち、360日は下痢をしてしまうほど、おなかの調子が悪く、一生付き合っていくものだと思っていた私。
蕎麦と寝かせ玄米生活になって1週間したころ、あれ?おなかを下してないな…と気付いたわけです。
それから既に半年は経過していますが、ものすごく快調(快腸)な状態が続いています。
何をしてもダメだった私のおなかが、完全に変わったんです。
正直、どちらかが良くて、どちらかはおなかに関係ないのかもしれません(笑)が、いずれにしても、私のもともとの目的は腎臓の機能改善だったので、両方とも自分の体にとってはプラスに働いているということで、このまま続けていきたいと思います。
腎臓の数値はどうなったかというと、これも数値改善、また、尿の色も以前は見てわかるほど濃かったのですが、正常な色になりました。
これはひとつは、毎日の下痢で水分がおなかのほうにまわっていて、腎臓のほうに正常に水分が回っていなかった状態なのだとも思います。
水分も以前より欲するようになり、明らかに体質が変わったと感じています。
慢性の下痢に苦しんでいるなら、食生活をまずは変えてみて
蕎麦や玄米が慢性の下痢に苦しむすべての人に効果があるかはわかりません。
下痢の要因は本当に千差万別、明らかな病気が見つからなければお医者さんにもほぼ原因はつかめないと思います。
冷たいものや刺激物を控える、ヨーグルト、整腸薬、そういったものでも改善しない場合、例えば小麦アレルギーということもあるかもしれません。
白米が合わない体ということもあるかもしれません。
私は蕎麦と玄米で約10年にわたる慢性の下痢が改善したので、もし気になる方がいらっしゃれば、ぜひ試してみていただけたらと思います。
皆さんのおなかが元気に、楽しく食事ができる生活が訪れますように!!!