ダイエットは女性の永遠のテーマですよね。
特に学生時代はちょっとでも痩せようと、私もいろいろなダイエット方法を試しました。
私は高校~大学生の頃まで標準体験よりちょっとぽっちゃり型。
夏に少し痩せて冬に太るという冬眠型の体型でした(笑)
大学の頃からは徐々に体重が落ち、社会人になって急激に体重減。
その後、一旦海外に移住し、そこで大幅増、そして日本でまた急激に体重減。
30代までは急激な体重の増減を繰り返し、30代以降、何をどれだけ食べても太らない体質になりました。
大人になって「細いね~」と言われることが当たり前になるなんて、10代、20代の頃は考えてもみなかったぐらいのぽっちゃりさん。
そんな私の痩せ体質になった理由と、痩せ体質になって実感をしたことをご紹介します!
ただし、私がお伝えしたいのは、痩せ方によっては私のようにツライ思いもするので、気を付けてくださいね、というところ。
ぜひ、ダイエットをしたい方に読んでいただきたいと思います。
簡単に痩せる方法?食べないダイエットは危険!
私は社会人になるまで、「痩せ体質」「痩せてる」と言われたことはありませんでした。
身長も150㎝と低く、「太って」はいないけど、標準もしくはぽっちゃりという体型でした。
お菓子も大好きだった学生時代は、ちょっと気を抜くとすぐに体重が増加。
思春期だった私は痩せたくて痩せたくて仕方ありませんでした。
そこでいろいろなダイエット方法を実行。
もちろん何かを「食べない」ということが結果が出やすいのですが…。
試したダイエット法
私が中学から高校までで行ったダイエット法は以下の通り
- リンゴダイエット
- カロリミット
- 炭水化物抜きダイエット
- 筋トレ
リンゴダイエットはひたすら朝昼はリンゴに置き換えるというものですが、1週間もすれば飽きてダメでした。
というか、栄養的に偏って絶対良くない。
カロリミットは脂っこいものとか甘いものを摂りすぎたときは効果的かもしれませんが、目に見えて痩せた記憶はありません。
あと、お薬に頼るのはあまり好きではなく、結果が出ずに辞めました。
他にもあまり言いたくないですが、下剤やゼラチンダイエットなど、危ないものもたくさんしました。
その時痩せたいからと言って行うのは絶対におすすめしません。
効果があったのは炭水化物抜きと筋トレ
学生時代に、ぐっと体重が落ちたのは、炭水化物抜きダイエット。
それまでは朝昼晩と必ずパンやごはんをしっかり食べていたので、それをなくすだけでガクンと体重は落ちました。
ただ、体がそれに慣れてしまうと、そこからの減りはなく、ごはんの満足感を他で埋めようとすると軽くリバウンドもしてしまいますし、炭水化物を抜いたことで便秘になりやすくなったこともあり、食事を抜くというのはよくないと思います。
お菓子をやめられる人であれば、それが一番です。
友人も、勧められた飴ひと粒でも絶対に食べないと決めて生活したら、見違えるほど痩せました。
お菓子は嗜好品なので、食べなくても済むならそれが一番健康的な「減らし」ダイエットですよね。
ただ甘いものが好きな人にとっては非常にストレスがかかるので、まずは減らしたり、お菓子の種類を変えてみるというところからスタートしてみるといいと思います。
ちなみに現在私は、お菓子がまったく欲しいと思わない体になっています(お酒が好きだからという意見もありますが)。
20代までは甘いものも好きでよく食べましたが、今はほぼ食べていません。
また、筋トレは、中学時代に腹筋100回を毎日課していました。
腕立て伏せはできるところまで。
これは淡々と続けていて、ある日はおなかが痛すぎてどうしたのかと思ったら筋肉痛だったいうことも(笑)
しかし、そのおかげで、その後もずっと、全体的にぽっちゃり体型になったときでも、おなかだけは無駄な脂肪がつかず、すらっとまっすぐな板だったのが嬉しかったです。
痩せる方法はいろいろありますが、やはり、体にとって「無駄」なものを(過剰な油や砂糖などを無理のない範囲で)摂らないということと、運動、トレーニングによって健康的に痩せるということを心の底からおすすめします。
なぜかというと、私は完全にダイエットで人生の一部をとても悲しい気持ちで過ごす結果となったからなのです…
痩せ体質になった理由
私が今、痩せ体質になった理由。
それは「体を壊したから」。
学生時代はまだまだ元気なので、内臓にどれだけ負荷がかかっているか、どれだけ体に悪いことをしているかを考えるより、痩せたい、かわいくなりたい、モテたいというのが先行しますよね。
私もそうでした。
ただ、変な自慢ではないですが、私は「太りやすい体質」時代もそれなりにモテていたと思いますし、彼氏もいました。
男性は「痩せ」が好きだという概念はとりあえずはずしたほうがいいと思います。
さて、話が逸れましたが、「体を壊した理由」
それは、無理なダイエット&学生~新社会人時代にお酒を飲みすぎたからです。
無理なダイエットは内臓と体の機能を破壊する
食べない、ということを始めると、当然痩せます。
高校生までは、親の監視もあり、無理なダイエットはそれほどできませんでした。
それが大学生になると、外で食事をする機会も増え、食べる食べないを自分のさじ加減でできるようになりました。
痩せたい私はお昼はヨーグルトにサラダだけ、ひどいときはアイスクリームだけ、という生活を続けました。
加えて夜は友人たちとお酒を飲む。
(お酒にも強く)若かったので、お酒のカロリーを気にして昼は食べず、夜は軽いつまみでとことん飲むという生活。
これはぐんぐん痩せました。
まだまだ内臓も元気だったので、お酒の復活も早いし体にも異変がなく痩せる。
最高だと思っていました。
体に異変が起き始めたのは、そんな生活を始めてから2年ほどたったころ。
大学に向かうバスの中で、急激な腹痛に襲われ、なんとか大学まで持ちましたが(w)、冷や汗をかくほど急激な下しよう。
その時は、たまたまちょっと前日に飲みすぎたかなという程度にしか考えていませんでしたが、その後度々急激な下痢が起こるように。
また、胃のムカムカや胃酸の逆流で起こる逆流性食道炎を発症し、食べたくても何も食べられない状態になっていきました。
食べたら気持ちが悪い、吐き気、逆流してくるから寝ることもできない。
こんな状態が続き、当時のバイトも休みがちになり、友人や彼氏との食事もまったくできなくなってしまいました。
当然、大好きなお酒も飲めない。
ただ、食べられないので、体重は恐ろしく減っていきます。
その後もしょっちゅう起きる体調不良
この学生時代の無理なダイエット(若気の至り)の後遺症は、30代後半の今も続いています。
胃腸が完全に弱くなってしまいました。
そのことがきっかけで、パニック障害も発症してしまいました。
パニック障害のときは、好きな人とお出かけも食事もできない、遊びも仕事もできない、最悪の時間でした。
自分の人生を振り返り、学生時代から新社会人の頃の、体のことを考えずダイエットに走ったことが原因だったと思っています。
今は体調は一時期よりずいぶん安定し、食事も普通に摂れるようにはなりましたが、度々起こる胃腸の不調で、太ることはありません。
無理なダイエットは危険!後悔しても遅いことも
私は、こういう経験を経て思いました。
「痩せることよりも、元気に過ごせる人生のほうがずっといい」と…。
痩せたい気持ちは特に女性なら誰しも一度尾は経験すると思います。
でも、食べたいものが食べられない、毎日体調不良、好きな人と出かけたり食べたりする時間を奪われてまで痩せたかったかというと、違いました。
楽しい時間を犠牲にしてまで痩せたいのか?
逆に体調を崩すほど太ってはいけないと思いますが、体に負担のかかるほどのダイエットは、人生を壊します。
体の機能が崩れると、壊す時間の何倍もかけて治さなくてはいけません。
ダイエット自体が悪いものだとは私も思いませんが、方法を間違えると、痩せる方法を過信しすぎると、取り返しのつかないことになることも。
私は今「太らない体質」になりましたが、「あんなダイエットしなきゃよかった。太ってもいいから健康な体に戻して」と思うことが何度もあります。
そういうことも、ぜひ知っていただけると嬉しいです。
まとめ
モデル体型には誰もが憧れます。
好きなものを食べて痩せられるなら最高ですがなかなかそうはいきません。
体質というものもあり、親を恨んでも仕方ありませんし、親もかわいそう(笑)
食べることを抜いたり、無理やり胃腸を壊すようなことをすれば痩せはしますが、必ずダメージを受けます。
痩せたいなら、不要なものを削るにとどめること、運動やトレーニングで健康的にダイエットしましょうね。
元気だから大丈夫と思っていても、後々ガクンとくることが高確率で起こります。
無理に痩せることは絶対に後々の人生を脅かす可能性があるということを、ぜひ知って欲しいなと思います。
痩せたくて仕方ないと思っている人がいたら、相談にも乗ります。
「こんなことになるならダイエットなんてしなければよかった」にならないように、必要な栄養はきちんきちんと摂りましょうね。