健康 子育て

子供が目をぎゅーっとつむるのはチック?花粉症?チック?こするしぐさは注意!

なんだか最近子供が目をよくこする。

ぎゅーっと目をつぶる仕草をする。

と、気になったことはありませんか?

それってもしかして花粉症かも!

まさに今年の春、3歳で花粉症デビューしてしまった娘の体験談を交えて、子供の花粉症について書いていきたいと思います!

目をぎゅーっとつぶる仕草は何が原因?

3歳になったばかりの娘。

1月末あたりから、目をぎゅーっとつぶったり、強く目を閉じたりと、どうもまばたきが気になるようになりました。

10秒に1回、1秒ほどが頻繁になり、ぎゅー、パチパチ、というようなまばたきが続きました。

最初は結膜炎か何かかなと思い、眼科で見てもらったところ、何か菌が入ったのか炎症が起こっているということでした。

目薬と塗り薬を処方してもらいましたが、2週間経っても「ギュー」は治らず、ギューの頻度が多くなることで、顔の表情がそれにつられてしまい、笑顔が少なくなっている感じもしました。

目をギューっとするのはチック症の可能性も

再度眼科に行き診てもらいましたが、やはり炎症だろうとのこと。

年齢的に花粉症の可能性も言われなかったので、ふと「チック症」のことが頭をよぎりました。

そこで、「チックの可能性もありますか?」と聞いたところ、「可能性はありますね」と。

保育園でも先生に目のことを伝えると「チック症かもしれませんね。ちょっと神経質になってるのかなぁ…」と言われ、とても心配な気持ちになりました。

チック症とは

チック症とは、まばたきや、顔をしかめる、口をゆがめる・とがらせる、舌を突き出す、鼻をピクピクさせる、首を左右に振るなどの症状が、自分の意志とは関係なく、頻回起こるような症状です。

咳払いや鼻や舌を鳴らす、相手の身振りや言葉を自分の意志に反して真似してしまうような症状が出るもののことを言います。

チック症は、子供の5~10人に1人は一時的に症状が出るとも言われています。

6~7歳頃に最も多く、いつの間にか症状が消えていることが多いのだそうです。

緊張や不安によって誘発されると言われていましたが、最近は、「生まれつきチックの起こりやすい脳の性質」をもった人に出る症状という見解もあります。

チック症だったらどうしたらいいの?

子供のまばたきやしぐさが気になって、「チックかな?」と思ったらどうしたらいいのでしょうか。

私の子供の場合は3歳だったのですが、まずは「あまり気にしないこと」。

チック症は、子供には一時的に出ることの多い症状で、自然に治ることも多々あります。

私も気になって、何度も子供に「目がかゆいの?勝手になるの?」と聞いてしまっていましたが、何度も聞かれることに子供も嫌になったようで、「かゆくない!」と顔をそむけるようになってしまいました。

子供に何度も声をかけることで、それがストレスとなり、症状が悪化してしまうということもあるそうです。

チック症の場合、日常生活に支障が出ない範囲の症状であれば、あまり気にさせないよう、そっとしておいてあげましょう。

どうしても気になる場合、日常生活に支障が出るほどの症状の場合は、まずは小児科で診てもらうことをおすすめします。

目のぎゅーは花粉症の可能性も

チック症であればあまり気にさせないようゆったりと構えていようと思っていましたが…

あれ?目の周りが赤い、掻くしぐさも…

まばたきが気になり始めたのは、ちょうど花粉の飛散が始まる1月末頃。

まだ3歳だけど、もしや、花粉症???

3歳の子供はまだ、きちんと症状などを自分で伝えるのが難しいため、痒い・痛い・違和感など、わかりにくいこともありますよね。

私の子供の場合も、なんだか違和感だけど、なんて伝えていいかわからない症状だったのかな?と思います。

幼児でも花粉症になることはあるの?

花粉症って、「体内に溜まっていく花粉症に耐えうる容量を超えた場合発症する」なんて言われてますよね。

なので、大人になってからなる人が多いというイメージもありますが、3歳児でもなるそうです。

その人が持つ、花粉の許容量が、もともと少なければ、早い段階で花粉症を発症してしまうのです。

また、最近は子供の花粉症も増えているようで、子供が花粉症になる場合、初めて発症する年齢は3~4歳が最も多いのだそう。

一旦花粉症を発症してしまうと、自然治癒というものがなく、一生付き合っていくアレルギー症状です。

遺伝は関係ある?

アレルギー体質は遺伝しやすいと言われています。

しかしながら私は、花粉症をはじめ、アレルギーらしい症状は一度も出たことがありません。

私の家系(両親・兄弟)も花粉症の人は誰もいません。

なので、自分の子供もアレルギー体質ではないだろうと思っていました。

旦那さんも花粉症かな?というぐらいの軽い症状。

ただ、時期的にも、症状(目をぎゅー、掻く、目の赤み)から考えると花粉症じゃないかな…と。

子供の花粉症は症状があいまい

花粉症かどうか迷ったのも、目にしか症状が出ていなかったからです。

大人の花粉症であれば、鼻水、くしゃみなど、いろいろな症状が重なって出るのが一般的ですよね。

後で調べてみたところ、子供の花粉症は症状があいまいなことが多いのだそうです。

私の子供のように、ひとつの症状だけしか出なかったりということが多く、季節的にも風邪と見分けがつかないということも。

小さいうちは症状をうまく自分で伝えることができず、なかなか気づいてあげられませんよね。

花粉症かなと思ったら検査や治療を

花粉症の人は周りに多くいますが、薬を飲まなくては仕事もままならないということも多い不快なものです。

子供にとっても、かゆみや鼻水・鼻づまりなどの症状が出ると、遊びや勉強に差し支えるようになってきます。

1歳や2歳の小さいうちから受けられる「イムファストチェック」は、スギ・ネコ・ダニのアレルギーの有無を検査をすることができます。

痛みもほとんどなく、指をパチンとするだけの検査です。

私の子供の場合、これで確実にスギ花粉のアレルギー症状があることがわかりました。

チック症の可能性も考えていたので、理由がわかってまずは一安心することができました。

 

治療については以下の方法があります。

  • 抗アレルギー剤
  • 吸入
  • レーザー治療
  • 舌下免疫療法
  • 食事療法

できれば小さいうちはあまり薬を飲ませたくないなという気持ちはあります。

我が家も今回、どうしようかと考えましたが、とりあえずアレルギー症状が改善すると口コミの多い、子供の飲める乳酸菌サプリを試してみました。

結果、これが功を奏したのかはまだわかりませんが、3月の終盤あたりには目をつぶるしぐさも目を掻く様子もなくなり、症状が落ち着いたことから、今年は特に対処しませんでした。

来年以降、もし症状がひどく現れるようであれば、子供用のアレルギー剤を服用したり、こまめに耳鼻科に通って吸入をするなども考えないといけないかなとは思っています。

 

鼻の症状がひどい場合、レーザー治療を行うこともあります。

レーザー治療は7歳ぐらいから可能ですが、知り合いに鼻炎がひどく、レーザー治療を行ったところ、大変な痛みと後遺症があった割には症状の改善がみられなかったということもあり、私は選択肢として外しています。

 

5歳になってから保険適用で受けることのできる舌下免疫療法は、アレルギー物質をわざと体内に取り込むことでアレルゲンを慣らし、根治を目指すものです。

長い人生のことを考えると、もし症状がひどい場合は、こちらの治療を考えています。

 

ただし、アレルギー体質というのは、改善はできるものです。

体にしっかりと免疫力をつけることで、体質自体を変えることもできます。

花粉症にいいと言われている食材に、大葉があります。

主人は鼻炎持ちでしたが、鼻炎がひどくなる時期に大葉をいろいろな食事に加えるようにしていたところ、かなり症状が軽減すると言っていました。

その他にも、免疫を上げる食材やサプリなどもあります。

できれば小さいうちは薬に頼ることを少なめに、元気で過ごして欲しいですよね。

まとめ

子供がいつもは違うまばたきをしているといろいろと原因を考えて気になってしまいます。

眼科に行っても症状が改善しないという場合は、小児科でチックや花粉症の可能性についても聞いてみてください。

そして日頃から、アレルギーやストレスに強い元気な体作りをサポートしてあげたいですね。

体の不調・免疫力アップには薬膳もおすすめ

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